坂本龍一が表紙の『美術手帖』5月号。毎度小枠のお仕事ですが、BOOKのページで下記の2冊の本を紹介しています。
・土田昇『職人の近代 道具鍛冶千代鶴是秀の変容』みすず書房
・ネルソン・グッドマン/戸澤義夫・松永伸司訳『芸術の言語』慶應義塾大学出版会
『職人の近代』の著者がどこまでも謙虚で丁寧なものだから、『芸術の言語』のネルソン・グッドマンが余計に高慢な感じでした。頭の良すぎる人のジョークって、なんでこんなに鼻につくんでしょう。(おそらく僕なんぞ気づけてない偏差値の高いジョークもいっぱいあるんだろうけれど。)
ちょっともったいないと思ったのは、『職人の近代』の書名と内容の乖離です。一人の名工が迎えた、実直でささやかで愛おしい「近代」が、なんだかすごく大雑把にまとめられてしまったようで残念。
ウェブ版美術手帖に転載されています。
◼️ アートの本質と未来を考える。5月号新着ブックリスト
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